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おひとり様高齢者のピンチ、身元保証人なしでは病院もアパートも入れない

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未来を見つめて今を考える

高齢者

 

結婚しない若者が増えている
1990年から急速に生涯未婚率が増加してい、2015年では男性の23%、女性の14%が生涯未婚であるというデータが出ています。

独身の若者が結婚していない理由は、

  • 適当な相手とめぐり合わない
  • 結婚後の生活資金が足りないなどの経済的な理由
  • 自由や気楽さを失いたくないことや仕事(学業)にうちこみたいことなど

特に、非正規雇用労働者では、経済的理由から結婚していない人が多く、
また女性一人でも生きていくことができるようになった結果、生涯未婚率が上昇している背景があるとみられます。

これから先に生涯未婚率がどのような推移で増加するのか厚生労働省の「平成27年度版厚生労働白書」から予測を確認してみましょう

保証人

 

2035年では男性が29.0%、女性が19.2%と男性の3人1人程度は生涯未婚になると予測されています。

生涯独身というのは煩わしくないなどのいい面もありますが、その反面厳しくなるという面もあります。
ひとり身で高齢になった場合のデメリットを一つ取り上げてみます。
それは保証人がいなくなるということです。

Photo: undefined by David Hodgson

 

身元保証人なしでは 病院も施設も入れない!?

今から老後に備えて貯金をして、お金があれば何とかなると思えますが、お金だけでは解決しないこともあります。

高齢になると賃貸契約が難しい

持ち家でなく賃貸で生活する場合は当然保証人が求められます。
ここで問題になるのが、保証人の問題です

両親はすでに他界されているでしょうし、そして兄弟や友人がいたとしてもすでに供に高齢になっているため、契約する際は高齢者の保証人は認めてくれない場合が多いのです。

その理由は、身元保証人がいない人が部屋で亡くなった場合、後の整理にかかる費用を家主が負担せざるを得ず、経営に大きな打撃になるということがあります。

この理由に加え、一旦賃貸契約が成立してしまえば、大家側から入居者を無理やり追い出すことは法律的に難しいということもあって、貸すタイミングで大家側が慎重になるケースが少なくないからなのです。

入院時にも保証人が必要

病院に入院することになった時、必ず記入しなければならないのが入院の申込書です。
その中で、ほぼすべての病院で記入を求められるのが入院時の連帯保証人を決めるというものです。

たとえ短期間の入院であっても、この連帯保証人が無いとスムーズに入院できない病院がほとんどです。
入院となれば治療費だけでなく、入院中の食事代や差額ベッド代など、諸々の費用を合わせると数万円~数十万の負担になることはザラです。

この支払いができない場合、病院としては大きな損失となります。
病院が連帯保証人を求める理由がもう1つあります。

それは、入院患者に緊急の事態が発生した時、その対応を相談できる相手を確保したいということです。
なんらかの理由により、患者本人が意識を失ってしまったりすると、医療行為に関する説明をすることができませんし、意思決定もできません。
また、もしも患者の容態が急変し、死亡してしまった時のために、身元引受人が必要となります。

 

増え続けるおひとり様高齢者

おひとり様

 
 

今単身高齢者がすでに600万人以上を超え、20年後には750万人以上になると予想されています。

医師法などでは、身元保証人の不在を理由に診察などを拒否してはならないとなっている。
だが、入院時に身元保証人を求める病院は96%に上り、うち2割が「身元保証人がいないと入院を認めない」とした調査結果が出ています。

このような実態から病気やケガで入院する時、単身高齢者は病院から身元保証人を求められた際、頼める相手がいないという人が増えています。
こうした需要に対応した民間サービスも登場して利用者が増えています。

そこで登場しているのが、身元保証団体というもので、緊急時の駆けつけや家財の処分、亡くなった後の葬儀や納骨など様々なサービスを行っていますが、中でも「身元保証」はニーズが高い。

この団体自体は現在全国に100前後あり、公益法人だけでなく、株式会社やNPOなど、さまざまな形があります。

ただし、過去に大手の「日本ライフ協会」が、預かった金を職員の人件費などに流用して破産した例があり、契約者たちが深刻な事態に直面しています。

こういった事態を考えると、しっかりした経営状態を保てるところを探すことが必要となってきます。
そのような事業者を探してみるとありました。

大手スーパーを手がけているイオングループ企業の中にイオンライフ 株式会社というのがあり、「シニアの身元保証」サービスを行っています。
今やどんな大手企業といえど倒産する可能性がないとは保証できないが、安心度は高いと思えます。

事務管理費・身元保証料(預託金)として入会時に90万円と年会費1万円が費用として必要になります。

参考までに
イオンライフ株式会社 身元保証のご案内

高齢になって住まう所を失うというのは、肉体的にも精神的にもつらいものがあります。
高齢になったときの未来を考えると、可能であるなら住まいに関してはどんな狭くても良いから自分の持ち家を持つことを考慮しておいた方が良いのかもしれません。

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